第48話 わずかな決意
私はもう諦めないあの声を聴き決した
そう心に決め竜に…ラープスをピンチに追い込んだ竜にの翼に的確な一撃を加えた
おかしい再び目覚めた時からすべてが違う…強くなったのか…想いなのかそれとも何なのだろうか
新たな強さに感化され高まる鼓動に段々と力が吸われていくそんな気がするがすぐ力を入れなおした
竜巻の中にいるという感覚はもうない苦しいとも思わない新たなものに目覚めたからか…ただ好奇心と裏腹に私の中の恐怖が僅かによみがえった
この力が切れる前に竜を倒すしかないようだ
正直あの声は謎だ分からないでも記憶だというのは確かだもう一回剣を構えた私はもう違う
もしかしたらこの戦いが終わった後全てが変わり記憶を取り戻せるかもしれないそう思っている間にまた竜に攻撃を加えていた
ラープスはまだ傷だらけでまだ戦えない..私の感覚が鋭くなっているラープスも私と思っていなそうだ
竜は暴風を飛ばしてくるがもはやそれは問題ではなくなっていた
ただ一つだけ厄介なのはやはり竜巻攻撃と言ったところだろうか…いくら苦しいという感覚がなくても段々と蝕まれていくかもしれない
竜が恐れているのが見えるあの竜から見て私は何に見えているのだろう…そんなことを思っている間にまた攻撃を叩き込む
僅かながら罪悪感が感じる….それと同時に力がいよいよ抜けてきた
間も無く糸が切れたように動けなくなりそうだ….そんな感覚だけしてきた…なぜだけなのだろう
気が今度こそ失せてきた抗えなそうだ…この戦いはあとはラープスが封をしてくれるだろうそう思う
そう思いそっと目を閉じた