第46話 風の竜
ラープスは私が協力しようと言っても何とも反応せずただ竜に向かっていっている
改めて考えるとあの竜はかなり怒っていて私が攻撃しても太刀打ちできないことはとっくに目に見えていたことだ
あのラープスという人はかなり強く私よりも強いと思われるだが流石にあのままラープス一人にあの竜の相手をさせていいものではない
しかし私はやはりどうしても放置できないいや放置したら大変なことになるそんなことは何となく分かっていた
私はラープスの戦いに入り込み竜に剣で一撃を入れた
ラープスはかなり自分のペースを崩され怒っていたがそれまあの竜も同じで急に攻撃をしなくなった私を全く見ておらず攻撃されてあっけに取られているようだった
ラープスはその竜が驚いているすきに攻撃を叩き込んだが竜は倒れない
ラープスはかなりイラついているがチャンスかもしれない
ラープスは再び影になり相手を追っている相手にとってはラープスはかなり脅威となる存在だ
ラープスと連携を取りたいがついさっきのこともある上にかなり怒っていて話も聞いてくれないのだろう
そう思いながら仕方なく戦うことにした…..
が攻撃するタイミングがお互い重なり攻撃できなかったりして中々攻撃ができない
仕方がないがラープスに任せるのが一番の良策なのかもしれないが相手はあの竜だ恐らくあの竜はまだ本気を出していない…怒っているように見えるといったがまだ序ノ口に感じる…
何故そんなことが思いつくのか自分でも分からないがそんな気がしてしまう
とにかく少なからずラープスの力になりたいがこの状況じゃかなり難しい
そんな中ラープスのほうを見るとなんとあの竜が倒れているが…完全にワザとのように感じる
ラープスは倒れた竜を見て立ち去ろうとして後ろを向いた途端竜は音を全く立てずに空へ舞い戻り翼を静かに揺らしているただしその翼は緑色に光りまるで怒りに燃えているようだった
私はラープスに向かって声を上げたがラープスは気づいてないみたいだ
すると竜は一気に翼を揺らし始めたその先には旋風が出来ているがその旋風は静かで見ないと気が付けないほどだ
ラープスが気付かぬ間に旋風は最早竜巻と言えるほど大きくなっていたそしてラープスが振り向いた瞬間巨大な竜巻がラープスに迫っていた
ラープスは避けようとしているがかなり厳しいそこから直ぐにラープスに竜巻が直撃した…
ラープスは勢いよく吹き飛ばされ岩に直撃した…