第18話 黒い杖
魔術師は(なぜ黙る)と言って黒い杖を掲げた
杖は暗い紫色に輝いたするとあの灰色の雲から赤色の竜が力に呼び出されたようにここまで飛んできた
しかしその呼び出された竜は抗うように暴れていたしばらくすると魔術師はまた杖を掲げ今度は巨大な魔法陣を空中に出したすると竜たちは苦しそうだったがしばらくすると
竜たちは苦しまなくなり途端に私たちに向かって突撃してきた
ぎりぎりで竜の突進を避けたが一瞬見えたが竜の瞳には闇が宿っていて怖かった
魔術師が(やれ)といった瞬間竜たちは一斉に黒い炎を放ち私たちに攻撃してきた
いきなりの攻撃で右手が黒い炎に触れてしまった
炎に触れた瞬間右手がが焼けるような毒にかかったような状態になり右手が痛く近くにいた戦士に右手を持ってもらい何とか立てたが戦士に(危ないから少し休憩して)と言われ治療者がいるテントに向かった
テントはたくさん設営されていて怪我人も多いようだった
治療者によるとこの毒はかなり強く下手をすると30分程度で毒が全身に回るらしい
治療者から渡された薬を飲みすぐ回復したが無理をするなと言われたがすぐに治療者にお礼を言い再び戦いに向かった
戦地に戻るとドラゴンたちは魔法陣の効果が消えかけているのかまた苦しみ始めていたが魔術師がまた杖で魔法陣を作り出そうとしていた
この戦いを止めるためにはやはりあの魔術師を倒さなきゃ駄目なようだしかしあの魔術師は黒い竜に乗っていて剣の攻撃では届きそうではない….
私は取り敢えずあの魔法陣を破壊することにした