第9話 怪しげな遺跡
支配されているような感覚の中気が付いたらまた眠りに入っていたようだ
どうやらあまり長く寝れていなかったようでまだ明け方あたりだったが今の私には十分だった
今日は早めにご飯を食べ沼の中にあるかもしれない遺跡を探索する
そろそろ毎日同じライ麦のパンを食べるのは飽きてきたがジャムの作り方の本があったため少しばかりアレンジするために輝く木の実のジャムを作ることにした
本に合った通りの作り方を真似してかなり美味しそうなジャムができた
このジャムをパンに着けて食べたこの食べ方ならどうやら実のエネルギーによる力を安全に取れるみたいだ
これで最低限怪しげな存在が出てきても少しは戦えるだろうそう思いながら足早に沼に向かった
沼の中には所々浮いている瓦礫があるそしてその瓦礫の文字を読むとあの果実を投げ込むと道が開けると書いてあった
私は書かれてる通り果実を沼に投げ込んだ…..暫くは何も起きなかったが時間が経つにつれ鬱蒼とした森がざわめきだした様な感覚に陥り….
沼に巨大な穴が開き遺跡が現れた
かなりの恐怖が一瞬襲ってきたが私はその遺跡に足を踏み入れることにした
小さなゴーレムがいて攻撃を仕掛けてきたが
幸い見張り台にどこにもありそうな鉄の剣があったので有事に備えて持って行っていたので対処できた
小さなゴーレムを倒しながら進んでいくとだんだんと大きな気配を感じた
その気配はこれまで自分が感じていた恐怖に近いものだった